中古マンションの買い方

持てる者になる

ここ数年の間に「資産格差」という言葉を何度も耳にします。バブル時代は資産を保有していた人も今は「資産なんて価値がなくなるもの」という諦めの心で不動産を所有したいという欲求がなくなってきているようです。土地の高騰により、持てる者と持たざる者の格差が開いていて、更に開きつつあるようです。不動産はいつの時代も高いものでしたが、その時代に「無理をしてでも」買った人達が持てる者に今はなっているようです。

中古マンションでは、「持てる者」になるためにはズバリ中古住宅です。新築でも、一度人が住めば中古になりますし、人が住まなくても、建築後1年以上経てば中古になるのです。マンションは原則的に建物だけの評価ですから、素人には、もっとも判断のしやすい不動産と言っていいでしょう。しかも、マンションは管理によって評価が決まるので、新築マンションでは管理を見ることができない分、中古マンションは評価が見やすい利点があります。マイホームとしても、資産としても将来にわたっての評価が安心できます。

しかし、中古と聞いて嫌がる人もいます。確かに新築は見た目もきれいで、自分で居住する場合でも気分の良いものです。しかし、新築にこだわる人は今の時代において少しズレがあるかもしれません。新築物件も中古物件も先入観なく見分けられるようにしておいたほうが、良い物件に巡り合える幅も広がるのではないでしょうか。

また、株価は値下がりしてくると、売ろうと思う人が増えますが、不動産は「そんなに安いのなら売らないでおこう」と売る人がいなくなるので、相場は低迷しても、なかなか下落にはいたりません。しかし、割りに合わないことは間違いないので「買おう」と思う人も少なくなるのも事実です。このような状況で「やむを得ず」何らかの事情で売りにでてくる物件は、買い手がなかなかつきにくく、買い手市場の中に放り込まれることになります。こんな時は買い手はじっくりと、物件を選別する事もできますし、価格交渉も思いどおりにできるので、長い視点で見れば金利の高い時こそ買い時といえるのかもしれません。

手に届くものから

不動産を買う時は、最初から自分達の希望条件を全部満たしてくれる物を手に入れる事を考えていては、チャンスを逃してしまいます。最初から理想の住まいを手にすることが出来ればそれにこしたことはありませんが、そのような物件は価格も高く、手が出ない事も多いので、そちらに目が向いていて手に入れられる物件を見落として、結局手に入れられたはずの物件さえ、価格の高騰によって手に入らなくなっている可能性があるからです。多少のタイム・ラグはありますが、値上がりする時は、高いものも安いものも値上がりするため、手に入れられるものがあればそれから手に入れる姿勢が大切です。それが値上がりしたところで買い換えて理想のマイホームを目指していけばいいのです。

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